■ ID
| 1476 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 荒川・妻沼低地と中川・渡良瀬低地における沖積層の形成過程とその対比
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■ 著者
| 石原武志
東京大学大学院 須貝俊彦
東京大学大学院 八戸昭一
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本地理学会2012年春季学術大会、平成24年3月28日 |
■ 抄録・要旨
| 関東平野中央部の荒川・妻沼低地及び中川・渡良瀬低地はそれぞれグローバルな海面変動の影響を等しく受けていたものと考えられる。そこで本研究では両低地の沖積層の層序・形成過程を対比し、海面変動に対する河川の土砂供給などのローカルな影響が沖積層の形成や海進の規模に各々どのように寄与したのかを把握することにより、その形成過程を議論した。その結果、荒川・妻沼低地と中川・渡良瀬低地の双方の低地における沖積層の形成過程は大局的には類似し、海成層の分布しない内陸域でも河成堆積物の層相変化に海進の影響が及んでいる可能性が判明した。一方、堆積物の粒径や海進の範囲・時期については、河川による土砂供給量が影響していると考えられ、大規模支流の有無が寄与している可能性が示唆された。
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